NTTファイナンスBizカードの口コミ&評判!レギュラーとゴールドの違いは?審査難易度は?

NTTファイナンスBizカードの悪い口コミ&評判

法人カードには、さまざまな種類があり、どれを選べばいいかわからない方も多いのではないでしょうか。

その一方で、起業したての会社など、カードの申請条件がそろわず選択肢が少ないと悩んでいる方も少なくありません。

そこで今回は、会社設立から間もなくてもカードを発行できると評判の、「NTTファイナンスBizカード」の口コミと評判をご紹介します。

しっかりと見極めて、自社にとって最適な選択をしていってください。

では始めていきます。

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NTTファイナンスBizカードの基本情報

NTTファイナンスBizカードの基本情報

まずは、NTTファイナンスBizカードの基本的なカード情報をご紹介しましょう。

NTTファイナンスBizカード には、法人向け「NTTファイナンスBizカード」と、個人事業主向け「NTTファイナンスBizカード for owners」の2種類があります。

各種カードはレギュラーとゴールドの2ランクあるので、全部で4種類。

次の表は、特記事項がない限り、法人向けも個人事業主向けも同じです。

レギュラー ゴールド
入会方法 申込
ビジネスカードのみの入会
年会費 無料 10,000円
追加カード 発行枚数上限 -
年会費 無料 2,000円
最大利用限度額 一律の限度額はなし
引落口座 法人(for ownersは個人口座も可)
ブランド VISA
最短発行期間 -
ポイント還元率 1.00%
マイル 航空会社 -
ETCカード 発行枚数上限 - -
年会費 500円 無料
電子マネー 楽天Edy、nanaco、SUICA

ある程度の概要はつかめたでしょうか?

以降からは、いよいよ「NTTファイナンスBizカード」の口コミについて紹介していきます。

良い口コミと悪い口コミと分けて紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

NTTファイナンスBizカードの良い口コミ&評判

NTTファイナンスBizカードの良い口コミ&評判

まずはNTTファイナンスBizカードの良い口コミ&評判をご紹介します。

あとに悪い口コミも紹介していくので、併せてご確認ください。

では早速、確認していきましょう。

レギュラーカードは年会費無料

NTTファイナンスBizカードのレギュラーカードは、法人向け・個人事業主向けともに年会費永年無料

ゴールドカードは年会費10,000円なので、事業を始めたばかりでクレジットカードにあまり予算をかけられない方たちには、レギュラーカードがおすすめです。

年会費無料のビジネスカードはかなり希少なので、カードの費用を抑えたい方にとっては、これだけでも契約の価値があります。

「まだ会社を設立して間もなく、余計なことにお金をかけられません。

とはいえ、事業用に法人カードが必要だったので、年会費無料で契約できるカードを探していました。

NTTファイナンスBizカードは2年目以降も年会費が無料なので、とても助かっています」

Web明細を編集できる

NTTファイナンスBizカードでは、「Web明細編集サービス」を利用可能です。

Web明細編集サービスでは、経理管理ソフトのようなWeb明細の編集ができます。

たとえば、用途に応じて明細を分けたり、メモを明細に残したり、PDFやCSVで書き出したりといった具合です。

細かく分けて管理できるので、経理担当者の負担を減らせます。

「Web明細編集サービスに惹かれてNTTファイナンスBizカードを利用し始めました。

細かく管理できてメモもできるので、まとめ買いしたときの内訳も残せるのが助かります。

また、NTTファイナンスBizカードを使い始めてから税理士に経費管理を褒められたので、これからも使おうと思います」

決算書不要で審査は厳しくない

NTTファイナンスBizカードの審査は、厳しくありません。

審査に必要な書類は下記の表の通り。

法人向け 個人事業主向け
必要書類 法人代表者の本人確認書類 個人事業主の本人確認書類
(運転免許証、健康保険証、パスポートのうち1点)
法人の本人確認書類

(登記事項証明書)

本人確認書類と申込書の

住所が異なる場合

補完書類

(公共料金の領収書や社会保険料の領収証書など)

決算書が不要なので、設立したての法人でも審査に通ったとの声が多数寄せられています。

「事業を始めてから間もなく、決算書が用意できない状態でした。

途方に暮れていたときに見つけたNTTファイナンスBizカードは、決算書なしで発行できる法人カードだったので、とても助かりました。

審査書類も少なく、年会費無料で嬉しいことづくめです」

Amazon Businessに登録可能

NTTファイナンスBizカードでは、「Amazon Business」に登録可能。

Amazon Businessは、個人事業主や法人向けのAmazonです。

法人向け価格で、ビジネスに欠かせない商品を購入できるので、経費削減に役立ちます。

「Visaセルフ 登録ポータル」を利用すれば、簡単かつスピーディーにAmazon Businessに登録できるのも、NTTファイナンスBizカードの大きなメリット。

「恥ずかしながら、NTTファイナンスBizカードのホームページで初めてAmazon Businessの存在を知りました。

カードが届き、Visaセルフ 登録ポータルの利用手続きを済ませてすぐにAmazon Businessのアカウント作成をしましたが、本当にあっという間。

普通の手順は踏んでいないのでわかりませんが、かなり楽に登録できるのではないでしょうか」

充実の保険内容

NTTファイナンスBizカードは、保険が充実したクレジットカードです。

レギュラーカードとゴールドカードで補償内容には差があり、海外旅行傷害保険の場合は、ゴールドカードで最大1億円の補償

しかも自動付帯なので、NTTファイナンスBizカードを使って買い物をしなくてもいいのが高ポイントです。

旅行中の怪我や病気の治療費はもちろん、宿泊先の備品を壊した・汚したなどといった場合の損害賠償にも対応しています。

国内旅行傷害保険は利用付帯ですが、最高5,000万円を補償

ショッピング補償保険は国内外で利用可能で、使用者カードで支払った買い物も補償対象です。

レギュラー ゴールド
海外旅行傷害保険 最高2,000万円 最高1億円
国内旅行傷害保険 最高2,000万円 最高5,000万円
ショッピング補償保険 年間限度額 最高100万円 最高300万円
自己負担額(/回) 10,000円 3,000円

「旅動画を撮影しているフリーランスで、預け入れをして機材がロストしました。

帰国便だったのでまだよかったものの、国内で次の仕事も控えているし、旅行先で撮った映像のバックアップはロストしたので、散々でした。

急ぎの仕事で使う機材代は海外旅行傷害保険で出してもらえたので、つつがなく仕事を終えられて感謝しています」

ポイント還元率1.0%

NTTファイナンスBizカード最大のメリットといえるのが、ポイント還元率の高さ。

そもそもポイント還元がないビジネスカードや、ポイント還元があっても0.5%などが多いところ、NTTファイナンスBizカードの還元率はなんと1.0%です。

「1ポイント=1円計算」で、1,000円利用するごとに10ポイントが付与されます。

ポイントは月ごとの請求額に応じて合算で付与されるので、切り捨てられる額が少ないのもNTTファイナンスBizカードのメリットといえるでしょう。

貯まったポイントは獲得から2年間有効で、キャッシュバックやカタログギフト、商品券などに交換できます。

「法人カードのホームページはいくつもチェックしましたが、年会費無料とポイント還元率1.0%に惹かれて契約しました!

個人利用のカードはポイントがもっと低くて、あまり溜まっている感じがしなかったものの、NTTファイナンスBizカードは1.0%なので出張代を支払えばかなりポイントが貯まります」

NTTファイナンスBizカードの悪い口コミ&評判

NTTファイナンスBizカードの悪い口コミ&評判

続いて、NTTファイナンスBizカードの悪い口コミ&評判をご紹介します。

法人向けカードは連帯保証人が必須

NTTファイナンスBizカード最大のデメリットは、法人向けカードの発行に連帯保証人が必須なこと。

法人代表者が法人の連帯保証人になるので、第三者に連帯保証人になってもらう必要があるわけではありません。

とはいえ、万が一のときに会社の未払いや延滞分を自身で負担する必要が生じるので、その点は理解しておきましょう。

ちなみに、個人事業主向けカードの場合は連帯保証人不要です。

「NTTファイナンスBizカードのゴールドを契約しました。

連帯保証人が必要だと聞いて一瞬身構えましたが、自分が連帯保証人になるだけなので気にせず契約しました。

私自身が創業社長だからいいものの、事業継承を受けたあととか、そういう場合は躊躇してしまうと思います」

法人向けカードは一括払いのみ

続いても法人向けカードのみのデメリットです。

NTTファイナンスBizカードの法人向けカードは、カードランクにかかわらず一括でしか支払えません

そのため、限度額ギリギリなど高額な買い物をするときは注意が必要です。

ちなみに個人事業主向けカードの場合、支払い方法は、

  • 一括払い
  • 2回払い
  • リボ払い
  • 分割払い(3回以上)
  • ボーナス一括払い

の5種類から選択できます。

「NTTファイナンスBizカードを契約しましたが、一括払いにしか対応しておらず、戸惑いました。

なんとか耳を揃えたものの、一括でしか支払えないのは不便なので、分割払いができるようになってほしいです」

レギュラーカードはETCカードが年会費有料

NTTファイナンスBizカードではレギュラーカードの場合、ETCカードは年会費が500円発生します。

ゴールドカードの場合は年会費無料ですが、複数枚のETCカードを発行したいと考える企業にとってはマイナスといえるでしょう。

「レギュラーカードを発行しましたが、ETCカードの年会費が地味に嵩みます。

3枚発行したので1,500円。年会費なので安いといえば安いですが、年会費無料でETCカードを発行できる法人カードも多いので複雑です」

利用可能額が非公表

NTTファイナンスBizカードは、レギュラーカードもゴールドカードも、利用可能額は非公開。

限度額は、審査通過時に個別に伝えられるため、具体的な上限は分かりません。

しかし、レギュラーカードの場合は、100万円程度が上限だといわれています。

「利用可能額が非公開なので、ビジネスで発生する額に対応しきれるか不安でした。

念のため他の法人カードも取得しましたが、結局NTTファイナンスBizカードで足りそうだったのでもう一方は予備で取ってあります」

ゴールドカードにするメリットが見当たらない

NTTファイナンスBizカードにはゴールドカードとレギュラーカードがありますが、両者の違いはなんでしょうか?

年会費やETCカードの年会費に違いがあるほか、各種保険の補償内容にも差があります。

また、国内主要空港とハワイ・ホノルルの空港ラウンジを無料で利用できたり、海外アシスタンスのサービスを利用したりできるのもゴールドカードだけ。

海外アシスタンスは、海外からでも電話で日本語サポートを受けられるサービス。

現地情報の提供や、レストラン予約などを対応してくれます。

これらの特典は海外出張が多い方なら恩恵を感じられますが、国内でしか事業を展開しない場合はあまりメリットを感じられません

レギュラーカードでETCカードを20枚発行して、ようやく年会費の10,000円と費用が並びます。

そのため、ビジネスモデルによっては、ゴールドカードにするメリットが見当たらない可能性も。

「NTTファイナンスBizカードのゴールドカードは、あまりメリットがないように感じました。

申し込んだときは海外事業も手掛けるつもりだったので10,000円の価値を感じていましたが、結局海外事業が頓挫したのであまり恩恵を感じていません」

ステータス性に欠ける

NTTファイナンスBizカードのデメリットとしてあげられるのは、ステータス性に欠けること。

大手NTTグループのカードではありますが、元々カード事業をやっていないこともあり、カードそのもののステータス性は高くありません

そのため、ビジネスカードのステータス性を重視するなら、NTTファイナンスBizカード以外のカードを併せて利用し、NTTファイナンスBizカードは目的に合わせて使い分けるのがおすすめです。

「NTTファイナンスBizカードのゴールドカードを利用していますが、ゴールドだから特別にステータス性があるわけではありません。

NTTファイナンスBizカード以外のカードを併せて使うべきだと思います。

自分もステータス性のあるVisa以外のカードを併用していて、使い分けできています」

 

ここまで口コミを読んできて、「NTTファイナンスBizカードは合わないかもな・・・」と感じた方もいるかもしれません。

そういった方は、この記事後半の「よく比較される法人カード」にも、目を通してみると良いでしょう。

≫よく比較される法人カードも見てみる

総合的なNTTファイナンスBizカードの口コミ&評判

総合的なNTTファイナンスBizカードの評判は、利用者によって分かれます。

評判が悪いのは、ステータス性や特典などをビジネスカードに求める層。

NTTファイナンスBizカードは、ステータス性や特典などを省いて安く使えるようにしたカードです。

そのため、安くない年会費を出してそれなりの対価をビジネスカードに求める方にはおすすめできません。

利用するならレギュラーカードがおすすめ

逆におすすめなのは、とにかくビジネスカードを持ちたい起業したての方たち。

海外に行く機会が多くなければ、レギュラーカードはコストパフォーマンスがよくておすすめ。

ポイントが貯めやすいカードなので、うまく利用すれば効率的にポイントを貯められるでしょう。

≫ 「NTTファイナンスBizカード」を見てみる

NTTファイナンスBizカードとよく比較される法人カード3選

ここまでで、「NTTファイナンスBizカード」について見てきましたが、

別の法人カードの方がいいかな・・・

と、悩んでしまった方も中にはいるでしょう。

そこでここでは、よく比較される法人カードを3つほど挙げて、それぞれの基本情報を交えながら紹介していきます。

では、早速一つ目からみていきましょう。

1:アメックス・ビジネスカード

アメックス・ビジネス(グリーン)

グレードランク 一般
申込み対象者 個人事業主・法人代表者
年会費 13,200円
国際ブランド American Express
利用限度額 制限なし
ポイント還元率 1%
付帯保険 ・カード盗難保険

・ショッピング保険:年間最高500万円

・国内旅行傷害保険:最高5,000万円

・海外旅行傷害保険:最高5,000万円

カード特徴や特典(一部)
・国内線が法人専用運賃で利用できる

・会計ソフト「Freee」と連携でき利便性がUP

・海外24時間の日本サポート

・貯まったポイントはマイルへ交換可能

・5,000万円の旅行傷害保険付帯

・手荷物無料宅配サービス

「アメックス・ビジネスカード」は、グリーンカードで合っても、ステータス性が高いと評判のカードです。

それでいて外資系カードであるため、審査は比較的ゆるく、間口も広いのが特徴。

確かに年会費こそ高めの設定ではありますが、もし海外出張が多い企業であれば、このカードは大いに活躍します。

この点は、上表の特徴や特典を見ていただければ、一目瞭然ですね。

またアメックスでは、提携している施設が75,000を超え、それらすべてを特別優待料金で利用することもできます。

さらにポイント還元率も1%高く、この点に申し分もありません。

海外出張が多いというのなら、まず検討したい法人カードといえそうです。

≫ 公式HPを見てみる

≫ 口コミや評判を見る

2:オリコExGoldForBiz

おすすめ法人カードオリコExGoldForBiz

グレードランク ゴールド
申込み対象者 個人事業主・法人代表者
年会費 2,200円(初年度無料)
国際ブランド VISA

MasterCard

利用限度額 10~300万円
ポイント還元率 0.6%
付帯保険 ・カード盗難保険

・ショッピング保険:年間最高100万

・国内旅行傷害保険:最高1,000万円

・海外旅行傷害保険:最高2,000万円

カード特徴や特典(一部)
・審査が比較的甘い

・無料でETCカードが持てる

・利用額に応じて最大1.1%のポイントの還元率

・空港ラウンジ利用が無料

・会計サービスであるfreeeの利用料割引

・Visaビジネスオファー(Visa選択時のみ)

・Mastercardビジネスアシスト(Mastercard選択時のみ)

「オリコExGoldForBiz」カードは、審査が通りやすく、コスパも良いと評判の法人カードとなります。

この法人カードがコレだけ評判を集めるのも、開業したての事業者に広く間口をとっているため。

またそれでいて、格安でゴールドカードが持てるとあって、その特典にも注目が集まっているのです。

確かにステータス性に期待は持てませんが、特典を受けたいだけと考えるのなら、十分にそのコスパを発揮してくれる法人カードといえます。

審査に不安を感じている方は、候補のひとつとして、ぜひ持っておきたい法人カードといえるでしょう。

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3:楽天ビジネスカード

おすすめ法人カード楽天ビジネスカード

グレードランク ゴールド
申込み対象者 個人事業主・法人代表者
年会費 13,200円(ビジネスカード単体:2,200円)
国際ブランド JCB

VISA

MasterCard

American Express

利用限度額 300万円(楽天プレミアムカードと合算で)
ポイント還元率 1.0%
付帯保険 ・カード盗難保険

・ショッピング保険:年間最高300万円

・国内旅行傷害保険:最高5,000万円

・海外旅行傷害保険:最高5,000万円

カード特徴や特典(一部)
・楽天プレミアムカード所有者のみ発行可能

・無料でETCカードが持てる

・ETCの発行枚数が無制限

・最大ポイント5倍と高還元率

・トラベルデスク付きで利便性抜群

「楽天ビジネスカード」の魅力は、なんといってもポイント還元率の高さでしょう。

このカードもNTTファイナンスBizカードと同様で、基本的には還元率が1%とそれだけでも高還元率となっていますが、楽天サービスを活用すれば最大5倍まで還元率を引き上げることができます。

ただこの法人カードは、一点だけ注意点もあります。

それは楽天プレミアムカードの発行をしていないと、法人カードの発行ができないこと。

つまり、2枚カードを所有することとなるため、年会費もそれに応じて高くなるわけです。

とはいえ、年間の利用額が大きければ、十分に年会費をペイできてしまうため、大いに活躍するカードともいえます。

利用額がどの程度なのかの見通しを立てたうえで、この法人カードは選ぶと良いでしょう。

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Tips

ここで紹介する以外の法人カードについても確認したい方は、以下の記事も参考にしてみましょう。

優良法人カードを特徴別にまとめていますので、ピッタリの一枚が見つかるはずです。

法人カードおすすめ24選を比較!迷わない選び方や目的別おすすめも

NTTファイナンスの利点を上手く活用してビジネスを加速させよう

今回は、NTTファイナンスBizカードの口コミと評判をご紹介しました。

NTTファイナンスBizカードは審査ハードルが低く、法人カードを作りたい方におすすめです。

NTTファイナンスBizカードを発行して、ビジネスの足掛かりを作りましょう。

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